医龍 Team Medical Dragon


権力との戦いも描かれている

医龍 Team Medical Dragonは坂口憲二が演じる天才医師のテレビドラマです。
2002年4月から、ビッグコミックスペリオールで連載が開始され、連載当初から人気を呼んだ作品です。

2005年に第50回小学館漫画賞を受賞しました。
単行本も累計200万部を突破しています。

現在でも、好評連載中です。
2004年10月から12月放送マザー&ラヴァー以来、1年半ぶりの連載ドラマ主演となる、坂口憲二が天才外科医を演じています。

救命病棟24時や、白い巨塔など、革命を起こすような医療ドラマが登場しました。
ですが、日本の医療は変わりましたか?

日本の医療は少しも変わってはいません。
そんな春に、医龍という主人公が現れます。
かつて、世界レベルだといわれた救命医療チームの、チームメディカルドラゴンのリーダーだった男です。

病院と患者との闘い、リアルな問題を描写し、圧倒的なスピード感やスリリングな生と死の人間ドラマを描いています。
腐敗した大学病院の病院で患者に月々とメスを入れて、大きな権力に立ち向かいます。

坂口憲二演じる朝田龍太郎は、日本の医療を救う存在なのでしょうか?
バチスタ手術という、心臓外科医の中でも最高峰の技術を必要とする手術を成功させ、論文を発表します。
教授の座を手に入れんがために、朝田を病院に招き入れ自らの野望に役立てようとする助教授が、稲森いずみ演じる加藤晶です。

出演者・名言・名シーン

主人公に坂口憲二、助教授は森泉、大学病院の秩序を乱す奔放な朝田に反発し、影響を受け入れている研修医に小池徹平。
加藤の恋人で、過去の事件をきかっけに朝田に対して激しい嫌味を持つ助教授役に、北村一輝。
普段は白衣も着ずに麻酔薬でフラフラしているが、天才的な手腕である麻酔医役に阿部サダヲが起用されています。

他にも、池田鉄洋や水川あさみ、佐々木蔵之助、夏木マリなど、実力派俳優や女優が採用されています。
主題歌は、AIのBelieveです。

見た人の感想・レビュー・声

単なる医療漫画ではなく、病院の権利者や患者との闘いという場面があるからこそ、緊張感があり面白さが増しています。
キャストの面々も良く、一つ一つのシーンの印象が濃くなっています。

医療体制革命を目指す助教授と政治バトルを中心に物語が展開されて行きます。
それを一気に解消する、最後の展開はとても見ごたえがあります。
主人公、朝田龍太郎を中心に、医療チームを結成して教授と病院内政治が対立しつつも次々と難手術を成功させていきます。

心から面白いと感じる医療漫画は初めてで、それがしっかりドラマとして再現されていました。
問題点を生生しく描いた医療もののドラマで、医療系ドラマが好きな方にはぜひお勧めです。