チーム・バチスタの栄光


300万部を超えるベストセラー

チーム・バチスタの栄光は、300万部を超えるベストセラーの単行本または文庫本で、2006年第4回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞した作品です。
映画も大ヒットして、待望のドラマ化もされました。

東城大学医学部付属病院で、心臓病の難手術で成功率100%を誇っていたチーム・バチスタというバチスタ手術専門チームの栄光を描いた作品です。
3例、立て続けに術中死が発生してしまい、果たして医療過誤なのか、それとも殺人なのか、その原因を探るという物語です。

作品では、原作や映画とは違うオリジナルの結末が用意されています。
また、医療ドラマとはちょっと違う、メディカルエンターテインメントドラマとして描かれています。

出演者・名言・名シーン

出演者は実力派俳優から若手俳優女優まで。
伊藤淳史や中村トオル、城田優や鈴木祐樹、釈由美子などの面々を迎え、主題歌は青山テルマの「守りたいもの」が採用されています。

チーム・バチスタの面々として、第2弾「ナイチンゲールの沈黙」という作品も登場しています。
バチスタ事件から9か月後の話が描かれています。

どの作品も、チーム・バチスタの栄光では伊藤淳史と仲村トオルの凸凹コンビが繰り広げる、人間ドラマが描かれています。
医療のみならず愛、友情、そして感動のドラマに目が離せません。

見た人の感想・レビュー・声

「以下はネタバレとなります」
番組への声は賛否両論です。
キャストへの不満や音楽についての声などもありましたが、中にはこのような声も寄せられています。

リアルタイムでは見たことがなかったので、レンタルして視聴。
フェローとフライトナースが主役のようにバランスが良い。
1話ごとに、担当医と患者に命のストーリーがあり、優先順位や家族のこととかを考えさせられます。

気になることはたくさんあるし、簡単ではない救命医療の職場をチームワークで乗り越えるというドラマに魅せられました。
当時若かった役者さんでも、今は結構年齢がいっていると思うので、続編を期待します。
また違ったドラマになって、味が出そう。

たしかに、伊藤淳史は28歳の田口役、仲村トオルは40代の白鳥役です。
今続編が出たら、5年以上は立ったチーム・バチスタの活躍が見られるわけです。

当時とは違った素敵な味が出て、ドラマの人間味も味濃く出るのではないでしょうか。
そんな期待を寄せるファンも多いようです。

チーム・バチスタの栄光は今までの医療ドラマとは一味違いました。
原作とは異なる設定なものの、犯人は同じだったり、でも「複数犯人がいる」と次回作が気になるような名言を残したり・・・。
オリジナルの結末を見て、驚かれた方は多かったでしょう。

メディカルエンターテインメントドラマとして、これ以上の作品は他にありません。
医療と人間ドラマが交差する、味わい深いドラマが見たいという方におすすめです。