医療系アンケート
2012年5月のプレスリリースをご紹介します。
今回は、以前も紹介しましたが、医療関係者へのアンケートについて取り上げます。
アンケートの概要は以下の通りです。
概要
調査タイトル:在宅医療に対する意識調査
調査方法 :インターネットリサーチ
調査対象 :医師・医療従事者向け専門サイト「CareNet.com」医師会員
有効回答数 :1,000サンプル
要するに今後、必要となってくるであろう「在宅医療」について医師・医療従事者向け専門サイト「CareNet.com」医師会員さんへの意識調査です。
アンケート(意識調査)の結果についての感想、考察は後ほど述べるとしてまず、在宅介護について説明します。
先進国のなかでも、ズバ抜けて少子高齢化が進んでいる日本人にとって医療制度の充実と整備はますます必要となります。
国会での議論はもちろんの事、少し前からニュース番組や新聞、雑誌などでも頻繁にテーマに上がっていますので身近な問題として意識している方は少なくないと思います。
その中で、高齢者の方の為に、今までのように病院に「通院」するといった方法ではなく、お医者様のほうから高齢者の方の「自宅」あるいは、介護施設、老人ホームといった施設へ問診に行くシステムのことです。
高齢者の方で、病院にいく必要がある方は、体力が少なくなっている事が想定されますので、少子高齢化社会を迎えるにあたって必要な制度といえます。
さて、冒頭の「在宅医療」に対する医師の方へのアンケート結果ですが以下のものとなりました。
在宅医療のアンケート
結果①:『在宅医療に携わっている』『今後携わりたい』医師は全体の3割
結果②:在宅医療を始める上での不安要素、最多は『24時間365日対応が可能かどうか』
どうですか?
社会的な背景と医療制度の充実が高まりつつある気運のなか、「在宅介護」に積極的とみられる医師の方は全体の3割だそうです。
人それぞれ思うことや、考えることはあるとおもいますが、私は意外に多いのだなと思いました。
正直もっと少ないと思っていました。
なぜなら、制度として不確定の要素が多いことと、医師の方も高齢化するので訪問するのはしんどい面がる。
そして一番の理由かもしれませんが、「在宅介護」の医師側の「メリット」がはっきりしていないからです。
ですが、私の予想とは違って3割も意識をもっていらっしゃったのです。
おそらく潜在的にはもっと多く方が意識をもっているものと思います。
「在宅介護」自体がもっと必要とされ、一般的で、当たり前の世の中になれば現は積極的に考えてはいない
医師の方、あるいは病院経営をされている方も在宅介護を行うものと思います。
年金と医療問題
私自信は日本の未来を心配する年齢ではありませんが、個人的に気になるのは年金の問題と本日取り上げました医療問題です。
将来ずっと元気な体でいることが出来れば満足ですが、現実的にはそうはいきません。
そしていずれは通院するのも苦労をする年齢になるかもしれません。
いつくるかは分からないが必ず訪れる自分の体の「老化」に対して、日本の医療制度として在宅介護が普及すれば、将来の心配のひとつはなくなるのではないかと思いました。
今回の記事は個人的には明るいニュースプレスだと思いました。