穏やかで腕の良い医師
DOCTORS 最強の名医といえは、沢村一樹が主演するテレビ朝日ドラマ。
ある日、沢村一樹演じる相良が堂上総合病院にやってきます。
相良は去年の秋に東京医科大学病院をやめて、1年間釣りをして暮らしていました。
そして1年ぶりに復帰し働くことになったのです。
年棒は700万円。
その年棒に対して主人公は、「これからの仕事ぶりを見て、徐々にアップして頂ければ」と話しています。
主人公は、手術で亡くなった方に対して「すみませんでした」と謝罪をし、診察の際には自ら患者さんを呼ぶようなお人よしの医師です。
ですが、年棒700万円であることに対して異議を唱えることなく、周りをうならせ3500万円まで値上げ交渉をします。
穏やかでありながら、腕の良い医師であり権力を持っている存在。
ドクターXのような悪く言えば「いばっている医師」ではなく、謙虚にその圧倒的な実力を見せる医師、それがドクターズの主人公です。
出演者・名言・名シーン
主人公に沢村一樹、宮部佐知や金上たまき、森山卓などの面々が出ています。
DOCTORS 最強の名医の名言といえば、沢村一樹のこの言葉。
「患者さんは僕たちに命がけの信頼をくれる」
「それなのに医者が最初から失敗を想定して弁護を先にしたり、逃げ道を作っておくのは卑怯だ」
権力と金でものを言い、自分にはできないからと「できない」と言い訳をして、更には患者さんに何かあっても、「自分のミスではない」そんな弁護をする医者に対して、主人公は軽蔑の念を持っています。
これぞ立派な医者だといえる、心強さを持っている主人公にはとても共感を持つことでしょう。
見た人の感想・レビュー・声
「以下ネタバレが含まれます」
医療系のドラマは、視聴率が手堅いというケースが多いようですが、DOCTORS 最強の名医も視聴率13.7%と好調なスタートを切りました。
主人公は、東京医科大学病院に12年間勤務していた医師。
12年間で約3000件を超える手術を手掛けています。
また、診察をする患者は自ら呼んで、自分のオペはすべて録画をするという風変わりな医師です。
患者のために暴走するようなヒーロー意志ではなく、患者のために医師や看護師を脅す医師、それがドクターズの主人公です。
傲慢ではないものの、「私をクビにしたら後悔しますよ」と脅し反面の言葉を言うところは面白いですね。
そもそもの沢村一樹のキャラクターが面白いため、最終回まで目がはなせません。
主題歌も良く、ドラマのイメージととてもマッチしています。
恋愛要素が全くないため、本当に医療のみの人間ドラマです。
ドラマを見た方からは、続編を出してほしいという声が続々とあがっています。