カラー薬袋


薬袋の変化

久しぶりの更新です。
株式会社吉田印刷所様(新潟県五泉市)より、『薬の誤飲防止や処方の効率化に活用できるカラー地薬袋の販売開始』という記事を拝見しました。
ご説明にもありますように、薬袋は白色といったイメージが浸透していて、それ以外の色がなかった事に、私もどうしてだったのだろうと思いました。

それもこれも、株式会社吉田印刷所様のカラー地薬袋の記事を拝見したからなのですが、お薬の誤飲はかなり前から耳にします。
詳しい事情を聞きますと、ご高齢の方は沢山の種類のお薬を処方されているケースが多く、それで何をどれだけ、いつ飲めばいいのか混乱してしまうケースが多いようでした。

処方されているお薬を拝見させて頂きますと、それもそのはずと思いました。
よく似た形のお薬が、それに表記されているアルファベットや数字こそ違えど、どれも似ていて個数や飲む時間を間違えてしまうのも理解できると思いました。

ご高齢の方でなくても、お若い方でも、そういった誤りはよく起こっているのではないかと思いました。
その防止に何か出来ないかとお考えになられた、株式会社吉田印刷所様を尊敬致します。

 

色の種類

薬袋全体に着色されてある「カラー地薬袋」は、2012年6月27日から販売されるそうで、カラーは秋桜(コスモス)、空(そら)、鶯(うぐいす)、檸檬(れもん)、藤(ふじ)、銀鼠(ぎんねず)、枇杷(びわ)の7種類あるそうで、淡い落ち着いたカラーで、処方される患者さんに優しい印象を与えるものです。

サイズはA5(210mm×148mm)とB6(182mm128mm)の2サイズあるそうです。
これはかなりのニーズがあるのではないでしょうか。
病院でも昨今、白色があたりまえと思っていた環境に、ピンク色や水色などの明るい色がふんだんに取り入れられるようになっています。
お薬という、美味しいとはいい難いものを口にする場面で、明るい癒される色の薬袋が目に入るという事は、とても優しいご配慮と思いました。

 

様々な配慮

その薬袋を見ると、頑張って病気を治そうと思い、綺麗な色を見て元気が湧いてくると思いました。
また、大きさが2種類ある事も、とてもご配慮されていると感動しました。
お薬は、処方される量が少量でも多量でも、同じ大きさの袋の枚数が変わるだけで、大きさは変わる事はないと思っていました。
それが、処方されるお薬の量によって小袋や大袋に分けて頂けますと、取り出しもしやすいですし、珍しさからお薬を手に取るのが楽しみになるとも思いました。

何より、様々なご配慮が嬉しく思いました。
また、闘病されているお子様には、特に喜んで頂けるのではと思いました。
綺麗な色とりどりの袋を見られて、心が癒されてどんどんご病気が良くなられて行かれますようにと思いました。

色の異なる薬袋は、入院病棟でもとご利用をお勧めされておられますが、入院時にもそのような綺麗な薬袋が自分の手元に届くと、大人もとても嬉しい気持ちになると思いました。
素敵な商品と思いました。