ドクターの品格について
ドクターX〜外科医・大門未知子〜は、勤務医でもなければ開業医でもない、病院を渡り歩くいわば「ハケンの女」です。
ドラマのキャッチコピーが、スーパードクターはハケンの女、ということですから、主人公がある程度想像できますね。
どこにも属さずに活躍をする天才外科医の行動を通して、近年で増加の傾向にあるフリーランス医師の登場での功罪を洗い出しています。
ドクターの品各や精神性を世に問う意欲作品です。
舞台は、本来医療が持つべき精神からはかけはなれている価値観よってに支配されている、権力や金がものを言う大学病院です。
医師紹介所から派遣されてきたのは、謎の多い天才外科医、大門未知子です。
そんな魅力的な主人公を米倉涼子が演じています。
脚本を手掛けているのは、2010年放送「ナスケの女」でも、米倉涼子とタッグを組んだ、中園ミホです。
出演者・名言・名シーン
ドクターX〜外科医・大門未知子〜の名言といえば、「私、失敗しないので」
主人公の口癖と言っても過言ではないほど、力強く自信に満ち溢れた言葉です。
紹介状を持って大学病院へやってきた米倉涼子演じる大門美知子は、フリーランスの外科医です。
過酷な勤務環境を理由に、医師たちは一斉に退職をします。
その補充要因として医師紹介所からやってきたのです。
医師とはとても思えない派手な服装。
しかし風変わりなのは見た目だけではありません。
着任早々、手術に意義を唱えます。
そこで、病院の反感を変えますが、それが病院長が知っとう予定のものでした。
主人公は米倉涼子。
そして内田有紀、岸部一徳、井之上隆志などの面々が登場しています。
見た人の感想・レビュー・声
主人公、米倉涼子はまさにはまり役だと言っても過言ではないでしょう。
米倉涼子さんの力強い女医の役は、ぴったりすぎて他のキャストでは思い浮かびません。
医療ドラマはキャストによってその味が変わるものの、ドクターXは適任役ばかりでした。
また、原作の基本登場人物の設定をした人だけに、まさに期待通り。
家族でも毎度、楽しく見れるドラマです。
医療ドラマというか、もう医療について興味のない方でもハマる、娯楽ドラマです。
大門先生の手術や、スタイルも素晴らしいのに、麻雀をしている時のバカっぽさにギャップがあって、中々好きになれる主人公設定です。
手術シーンも多く、患者とのやりとりも長くもなく見ごたえのある場面ばかり。
フリーランスで働く医師は、近年になって増えました。
そのフリーランス医師の奥深さや、ありえない天才医師という設定が、また現実味からかけ離れていて面白い作品です。
家族で見れるドラマですし、目を覆うシーンや思わず見たくないと思ってしまうようなシーンはありません。
この作品を見て、米倉涼子さんのファンになったという方は多いのではないでしょうか。